工事写真台帳は、現場の状態や作業の過程を写真と説明で整理した資料です。 写真を「作業前 → 作業中 → 作業後」の順に並べ、撮影箇所を具体的に書くと、現場を見ていない人にも状況が伝わります。提出先の指定書式がある場合は、そのルールを優先してください。
1. 写真台帳に記入する基本項目
最初に現場名を明確にし、写真ごとに必要な説明を付けます。すべての写真に長い文章を書く必要はありません。
| 項目 | 記入内容の例 |
|---|---|
| 現場名・案件名 | 〇〇マンション 北側外壁補修工事 |
| 撮影日・作業名 | 撮影日:2026年10月16日/作業名:外壁ひび割れ補修 |
| 撮影箇所 | 北側外壁 2階窓下 |
| 区分 | 作業前/作業中/作業後 など |
| 写真の説明 | ひび割れ補修前の状態/補修材充填後の仕上がり |
提出先・台帳番号・作成者・自社情報は必要に応じて追加します。撮影箇所と写真の説明は別の情報として書くと整理しやすくなります。
2. 写真の並べ方は「場所」と「作業の流れ」を基準に
同じ場所の写真を近くにまとめ、変化を追える順番に並べます。工事の進行記録なら、全体写真と詳細写真を組み合わせるのが基本です。
別の施工箇所がある場合は、箇所ごとに同じ流れを繰り返します。補修前後を比較しやすいよう、できるだけ近い位置・向きで撮影しましょう。
3. 撮影箇所・説明文の具体的な記入例
「施工状況」「完了」だけでは対象が分かりません。場所+写っている状態を短く書くと、写真の内容を確認しやすくなります。
写真だけで判断できない通水試験や測定結果などは、必要に応じて作業報告書や検査記録にも残してください。
4. A4の写真枚数とレイアウトを決める
写真が小さすぎると、ひび割れ・部品・仕上がりなどの細部が確認しにくくなります。写真の情報量と提出先に合わせて配置を選びます。
| レイアウト | 向いている用途 |
|---|---|
| 標準:1ページ目4枚、以降6枚 | 現場情報と複数写真をコンパクトにまとめたい場合 |
| 大きめ:全ページ2枚 | 細部を確認してほしい補修・修理写真など |
添付の写真台帳ツールでは標準配置が初期設定です。2ページ目以降は現場情報を繰り返さず、写真を中心に配置します。写真は縦横比を保って表示され、ページ番号も付きます。
5. スマホで写真台帳を作成し、PDF保存する手順
- 現場名を入力する現場名・案件名を入力します。必要なら撮影日、作業名、提出先、台帳番号、作成者も加えます。
- 写真をまとめて追加する撮影済み写真を複数選択するか、カメラで撮影します。最大40枚まで追加できます。
- 順番と説明を整える上下ボタンで並べ替え、各写真に撮影箇所・区分・必要な説明を入力します。同じ場所の写真には、事前に「追加する写真の場所」を設定すると便利です。
- A4レイアウトを選ぶ標準の4枚・以降6枚配置か、全ページ2枚配置を選び、プレビューで確認します。
- 印刷画面からPDF保存「印刷・PDF保存」を押し、ブラウザの印刷先で「PDFとして保存」などを選びます。表示名は端末によって異なります。
6. 提出前の確認ポイント
- 写真の順番が現場の作業過程と合っているか
- 撮影箇所と説明文が写真の内容と一致するか
- 必要な全景写真・近接写真がそろっているか
- 顔・表札・車両番号など不要な個人情報が写っていないか
- PDFで写真や説明が見切れず読めるか
- 発注者・元請けの指定様式や写真管理ルールに合っているか
なお、このツールは一般的な写真台帳を作るためのものです。公共工事などで独自の写真管理・電子納品基準がある場合、指定形式への適合を自動判定するものではありません。
現場写真をまとめて、写真台帳を無料作成
写真を一括追加し、撮影箇所と説明を入力するだけ。A4縦の写真台帳をプレビューし、そのままPDF保存できます。登録不要・写真の外部送信なし。
写真台帳作成ツールを開くブラウザの印刷機能を使用します。端末やブラウザのデータ削除に備え、バックアップの保管をおすすめします。